アドセンスのみで単月100万円超えるために意識した3つのポイント
どうも。
とみーこと、冨岡です。
先日、Twitterでアドセンスのみで単月100万円をこえているツイートをしたところ、思いのほか反響がありました。
アフィリエイトだと月100万円以上の収益を上げている人はまったくもって珍しくありませんが、
「アドセンスのみで月の収益を100万円超える」
となると、まわりを見回しても意外と少なく、
わりとレアなのかもしれません。
というのも、アドセンスは1クリック20円とか30円の世界です。
100万円こえるためには何クリック必要なんだよって話ですよね。
ただ、個人的には
ひたすら積み重ねていったらいつの間にか月の収益額が100万円超えていた。
という感じで特に難しいことをやってきたという感覚はありません。
むしろ、続けることそれ自体がむずかしいのかもしれませんね。
とはいえ、簡単だったかというとそうでもなく、
それなりに紆余曲折ありました。
そこで今回は、
「ここを押さえておかないとアドセンスのみで月に100万円超すのは無理だったな。」
と、振り返ってみて思う3つのポイントについてまとめました。
キーワードの先にある検索する人の気持ちをひたすら意識した
どうやったら安定した数の記事を世に出せるか考えた
広告効果の最適化をひたすら追求した
それではさっそくみていきましょう!
なので、まず最初に意識したのはキーワードですね。
ここでいうキーワードとは、GoogleやYahoo!などで検索される検索キーワードのことです。
Twitterなどであれば、気になる人や情報をフォローしてなんとなく目に付いた内容や興味のある情報を見に行く感じですよね。
ところが、検索キーワードというのは、検索される時にかならず
知りたいこと
解決したい悩み
を根底に抱えています。
知りたいことが無ければ、わざわざスマホに文章を打ち込んで情報を探しに行くなんて面倒なことはしないわけですから。
なので、検索キーワードからの流入を狙って記事を書くのであれば、
私が初期のころにやってしまった失敗というのは・・・
最初のころはブログへのアクセスは検索流入が多いということを知って、キーワードをまず探しました。
ある程度キーワードの検索ボリュームがあるものをチョイスして、決めたキーワードからどうやって記事を書こうかと、うんうんうなって毎回記事を書いていたのです。
キーワードを探して決めて、実際にそのキーワードで検索して上位にヒットした情報などを参考にして、内容をまとめたりして記事をこしらえていました。
今から考えると、これでアクセスがくるわけはないのです。
なぜって、それで出来上がった記事は自分を中心とした独りよがりの記事になっているからですね。
では、どうすればよいのかというと、まずは検索する人の気持ちを考えることです。
なぜこの人はこのキーワードで検索したのか
どんな状況でこのキーワードを検索したのか
だれがこのキーワードで検索したのか
ここをしっかり設定することから始まります。
感覚としては手紙を書くイメージに近いですね。
手紙であれば相手がいて、伝えたいことがあって、要件があります。
1つの記事であってもそれは同じで、こと検索キーワードについては相手は何かしら知りたいことや、悩みがあって検索をしているわけです。
であれば、スタート地点としては、
「あなたはいったいどうしたいんだい?何が知りたいんだい?」
というところから始まるべき、ということですね。
まず、キーワード = お題を決めます。
次に、そのキーワードを誰が検索するのかを考えます。
誰が、というのは想定で構いませんが、1人の人です。
「こんな感じの人かな?」
という人が身近に入れば、その人をイメージするのでもかまいません。
後は、いつ、どんな気持ちでそのキーワードを検索するかを考えます。
検索する時のその人の気持ちをなるべく具体的にイメージします。
悩みが深いのか
なんとなく検索しているのか
今起こっていることについて検索しているのか
未来に起こりうることについて検索しているのか
たった今知りたいのか
将来に備えて知りたいのか
自分のために検索してるのか
友達のために検索しているのか
最後に行うのが検索した人になりきることです。
自分がそのキーワードで検索する人になりきって、
自分だったらどんなことが知りたいか
どんなことを疑問に思うか
何が知れれば満足するか
これを徹底的に深掘りしていきます。
なので、キーワードを決めたら検索したり調べるたりする前に、
書けるだけ書きます。
出し切ります。
自分がすでに知ってることであっても、もしも知らなかったら何を疑問に思うかをひたすらイメージします。出し切って何も思いつかなくなったら、そこで初めて調べたりまとめたりします。
そこで出し切った疑問に思うことについて、記事の内容ですべて回答できる内容になっていれば、かならず検索して訪れた人にとって、ありがたい、役に立つ情報になっているはずです。
「キーワードを検索する人の気持ちを理解して記事を書く」
これができるようになると、ちょいちょいアクセスがくるようになりました。
そしたら次に必要なのは数ですね。
ブログを開始した当初は私もサラリーマンをしていました。
(2016年に勤めていた会社を退職して現在は専業です。)
なので、ここでぶち当たった壁が、
「思うように記事が更新できない・・・!」
という悩みですね。
サラリーマンをやりながら記事を更新するというのは思いのほかキツイです。
ネット系の会社だったため、朝は遅めで夜も遅めでした。
だいたい、10時出社の帰りは22時くらいですね。
そうすると記事が書けるのは土日と運よく早く帰れた日・・・。
これではいつまでたっても記事数がたまりません。
記事がたまらなければ、なかなか成果も上がりません。
そこで、私がやったこととして振り返ると2ステップありました。
書いてはいるけど毎日数100PV程度で1ヵ月の報酬は飲み代1回分になるかならないか程度。
そうこうしているうちに1ヵ月、2ヶ月・・・と月日は無情に過ぎていきます。
「これじゃイカン!」
と、2つ目のブログを立ち上げ半年ほどで40記事くらいをだらだら更新するもPVは毎日1桁・・・。
このまま過ごしていても、いつまでたってもいい感じになれないし、時給換算したらいったい何十円だよと、もんもんとし日々を過ごしていました。
・・・・・・・
そこで私は最後の賭けに出ました。
自分との契約ですね。
「3ヵ月だけ」という制約をつけて、自分ルールを作りコミットをとりました。
これで、3ヵ月後に1日1000PVを超えなかったら、本当にブログも削除してサラリーマンとして一生を生きていく覚悟で始めました。
やったことは単純です。
1.100個のキーワードを用意する
2.エクセルで日付を振ったシートとキーワードを割り振る
3.毎日、日付通りに記事を書いたら潰していく
朝、2時間ほど早く起きて出社前に記事を書いたり、間に合わない時は夜なべして睡眠を削ったりして、大体、1記事2~3時間で毎日仕上げました。
時にはスピード重視で100%の出来栄えでなくても、1日1記事を守るために妥協して記事をアップする日もありました。
先にキーワードを決めてしまったことにより、逃れられないのでこれは結構ヘビーでした。
中には見るからに書けそうにないキーワードもあり、
「だれだよ・・・こんなう〇こキーワードを選んだやつ・・・。」
って自分なのですが。
(^^;
そんなこんなで、何とかミッションを達成した3ヶ月後・・・。
100記事トライアルを始めた当初は1桁PVだったのですが、
ちょうど3ヵ月後に1日10,000PVを達成しました。
その後も安定してアクセスは増え続け、
「ああ、これならやっていけるな。」
と確信しました。
・・・・・・・
最近思うのですが、今、現役でブログで稼ぎ続けている多くの人は、多かれ少なかれ、
「もうダメかもしれない・・・。」
というDEAD or ALIVEを経験しているのではないかな、と思います。
なので、「もうダメだ」をいかにして乗り越えたか、ですね。
同じようにやってみてダメだったら、やり方を変えてみたり、一時でも集中して何かしらトライしてみると良いのではないかな、と思います。
私のような苦行(笑)をしなくてもスルッと稼げてしまう人も世の中には多くいると思いますが、私にとってこの制約と契約ミッションは思わぬ副産物を生みました。
というのも、
「こんなん書けへんやん普通、こんなキーワードで書ける?」
みたいな、検索しても何も情報が出てこないようなヘビーなキーワードでも無理矢理に記事を3ヵ月毎日書きぬいたおかげで、どんなキーワードでも記事が書けるようになりました。(笑)
人間、限界を突破するためには、どこかでスパルタが必要なのかもしれませんね。
そして、自らに課した生か死かの追い込みミッション。
この2つを手にした私は、記事を書けばアクセスは稼げるようになりました。
しかし・・・!
次に立ちはだかるのは、絶対的な時間の制約ですね。
サラリーマンをしている以上、やはりそんなに時間は多く取れないです。
しかし、多くのアクセスを集めるためには、多くの記事が必要になります。
そこで私が取った戦法は記事の外注化です。
こちらが、先ほど3ヵ月目で10,000PVを達成したブログのその後です。
左端にちょびっと出てるのが先ほどの1日10,000PVを突破した日。
その後も順調にアクセスは伸び続け、2018年に入ってからは毎月100万PV以上を安定して稼ぎ続けてくれています。
それを可能にしてくれたのが記事の外注化ですね。
このブログは、現在では週に1回の更新しか行っておりません。
しかもそのわずかな更新も外注ライターさんによる記事ですので、1ヵ月に数時間の作業で毎月100万PVを維持している、ということになります。
実際には、100記事までは自分で執筆して、そこからさらに50記事ほど自分で書いたあと、外注化に切り替えました。
と、書くと、
「楽にマネタイズできていいなー!」
と、思うかもしれませんが、これにも水面を優雅に泳ぐアヒルが水面下では激しく足をばたつかせているのと同様に、大変な時期もあったのです・・・。
というもの、きつかったのはサラリーマンを退職する時ですね。
会社を退職するころには、アドセンスの収入もサラリーマンの収入と同じくらいにはなっていました。しかし、自営で、となるとサラリーマンの収入とアドセンスの収入は同列に考えることはできません。
会社に所属していれば、厚生年金、健康保険、福利厚生、などなど、サラリーマンならではの恩恵が受けられるからですね。
今までサラリーマン収入+アドセンス収入だったのが、アドセンス収入のみとなったらそりゃあ不安です。自分一人のことならよいですが、嫁も生まれたばかりの子供いて養っていかなければいけない責任がありますから。
なので、退職の3ヵ月前くらいからブログの方も退職に向けて準備を始めました。記事をアップして上位表示させ、収益化するためには何か月かのタイムラグがあるからですね。
少しでも独立した時の収入を増やせるように、退職前の引き継ぎで鬼忙しいさなか、土日を使って毎週土日に20記事ずつ記事をアップしたりしていました。
一気に記事をアップするとよろしくないかな、と思い、数ヶ月にわたり未来に記事を公開する設定を行っていたのですが、現在もその名残が残っている感じです。
短期集中で大量の記事を仕込むことができたのは、やはり外注化のなせる業だったな、と今振り返っても思います。
こと、アドセンスに関していうのであれば、
です!
アクセス数についてはそのまんまですね。
次にジャンル。
どのジャンルを狙うかによって、収益も変わってきます。
例えば、不動産や金融などアフィリエイト案件が多くあるようなジャンルであればRPMも高いです。
ところが、アフィリエイト案件が多くあるようなジャンルは競合も多くいます。
なので、私の場合はアフィリエイト案件が多くあるようなジャンルはそもそも狙いません。
狙うのは、
そうすると、ブルーオーシャンとは言わないまでも競合が少なくなるので、比較的アドセンスでのマネタイズが容易になります。
なので、広告の配置や最適化によってそれを補うようにしています。
例えばテキストの色ですね。
リンクユニットを使う場合などはなおさらですが、ブログとの相性によって、どの色がクリックされるなどは変わってきます。
なのでABテストを行って、一番クリック率が高い色を探します。
私のブログなどで検証してみたところ、
緑
赤茶
濃いめのブルー
などがクリック率が高かったです。
ただ、これもブログによって変わってくるので、テストを行いつつベストな配色を探していくことが重要ですね。
基本形はコチラですね。
全て「レスポンシブ」で、リンクユニットはテキストの色を調整し、「テキスト広告とディスプレイ広告」については、サイズをカスタマイズして”rectangle“の指定にします。
詳しくはGoogleのホームページをご参照ください。
>> レスポンシブ広告のタグパラメータの使用方法
後は、以前Twitterでご紹介したように、広告の設定についてもちょくちょくテストを行って、新たな試みを試したり、もっと良い広告配置が無いかは絶えず探したり、実際にやってみて検証したりしています。
最初の内はまずアクセスを集めることが最重要課題ですが、ある程度アクセスがあつまるようになってきたら、広告の最適化を行っていきます。
例えば、広告の最適化で6%分の報酬を改善できたら、
この辺はひたすらテストを繰り返すことでどんどん改善していけますので、また手を付けていないという場合は、ぜひ取り組んでいくとよいと思います!
アドセンスで100万円稼いでいるといっても、実はそんなに難しいことではなく、基本的には同じことの繰り返して継続し続けている数と量の違いだけなのではないかな、と考えています。
ただ、間違った方法でやってるといつまでたってもゼロなので、まずは自分なりの成功事例をなんでもよいので一つ作って、あとはその理由や原因を考えてひたすらトライ&エラーですね。
誰しも同じように最初の一歩があります。
その一歩の歩みをどれくらいのスピードで、どれくらいの歩数を進めているのか。
その違いだけだと思います。
上を見ればきりがないですし、下をみて優越感に浸るのも無意味です。
大切なのは自分自身がどのように歩みを進めてきて、どんなものをどれくらい積み上げてきたのか。
そこにかかっていると思います。
正直なところ、アドセンスの場合はどんなジャンルでもマネタイズが可能なので、非常に取り組みとしては始めやすいのは事実です。
ただ、それが故に道が多すぎて、どこから初めてどこに向かっていけばいいのか、悩んでしまうということもあるかもしれません。
なので、まずは軸を決めて、集中して取り組んでみる。
そうすることで、一定のエネルギー量を超えたあたりから徐々に軌道に乗ってきて、自分の望むところまで伸ばしていくことができるのではないかと思います。
今回は以上です。
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
とみーこと、冨岡です。
先日、Twitterでアドセンスのみで単月100万円をこえているツイートをしたところ、思いのほか反響がありました。
7月はアドセンスのみで100万円突破できましたー!(ギリ)
— とみー@先月の確定120万 (@tomi6ken) 2018年8月2日
といっても、単月100万円越えは実は4ヵ月ぶり。^^;
毎月キッチリ超えられるよう精進します!
ちなみに、「アドセンスで月100万円を超える秘訣~」みたいな記事エントリーって需要ありそうですかね・・・。|・-・) pic.twitter.com/K1NmjIPezO
アフィリエイトだと月100万円以上の収益を上げている人はまったくもって珍しくありませんが、
「アドセンスのみで月の収益を100万円超える」
となると、まわりを見回しても意外と少なく、
わりとレアなのかもしれません。
というのも、アドセンスは1クリック20円とか30円の世界です。
100万円こえるためには何クリック必要なんだよって話ですよね。
ただ、個人的には
ひたすら積み重ねていったらいつの間にか月の収益額が100万円超えていた。
という感じで特に難しいことをやってきたという感覚はありません。
むしろ、続けることそれ自体がむずかしいのかもしれませんね。
とはいえ、簡単だったかというとそうでもなく、
それなりに紆余曲折ありました。
そこで今回は、
「ここを押さえておかないとアドセンスのみで月に100万円超すのは無理だったな。」
と、振り返ってみて思う3つのポイントについてまとめました。
私がアドセンスブログを運営していくのに意識した3つのポイント
目次
キーワードの先にある検索する人の気持ちをひたすら意識した
私のブログの95%は検索ユーザーからの流入で成り立っています。なので、まず最初に意識したのはキーワードですね。
ここでいうキーワードとは、GoogleやYahoo!などで検索される検索キーワードのことです。
Twitterなどであれば、気になる人や情報をフォローしてなんとなく目に付いた内容や興味のある情報を見に行く感じですよね。
ところが、検索キーワードというのは、検索される時にかならず
知りたいことが無ければ、わざわざスマホに文章を打ち込んで情報を探しに行くなんて面倒なことはしないわけですから。
なので、検索キーワードからの流入を狙って記事を書くのであれば、
そのキーワードを検索して自分の記事にたどりついた人が再度検索しなおさないで次のアクションに移れるような記事構成になっていること。
ここが重要なのではないかな、と思います。私が初期のころにやってしまった失敗
ここで私がこの道に入った初期のころ時にやってしまった失敗を振り返ってみましょう。私が初期のころにやってしまった失敗というのは・・・
キーワードで記事を書いていた
これですね。最初のころはブログへのアクセスは検索流入が多いということを知って、キーワードをまず探しました。
ある程度キーワードの検索ボリュームがあるものをチョイスして、決めたキーワードからどうやって記事を書こうかと、うんうんうなって毎回記事を書いていたのです。
キーワードを探して決めて、実際にそのキーワードで検索して上位にヒットした情報などを参考にして、内容をまとめたりして記事をこしらえていました。
今から考えると、これでアクセスがくるわけはないのです。
なぜって、それで出来上がった記事は自分を中心とした独りよがりの記事になっているからですね。
では、どうすればよいのかというと、まずは検索する人の気持ちを考えることです。
感覚としては手紙を書くイメージに近いですね。
手紙であれば相手がいて、伝えたいことがあって、要件があります。
1つの記事であってもそれは同じで、こと検索キーワードについては相手は何かしら知りたいことや、悩みがあって検索をしているわけです。
であれば、スタート地点としては、
「あなたはいったいどうしたいんだい?何が知りたいんだい?」
というところから始まるべき、ということですね。
記事を書く前にすべきこと
ここでは私が初期のころにやっていた、記事を書く前にしていたことを共有します。まず、キーワード = お題を決めます。
次に、そのキーワードを誰が検索するのかを考えます。
誰が、というのは想定で構いませんが、1人の人です。
「こんな感じの人かな?」
という人が身近に入れば、その人をイメージするのでもかまいません。
後は、いつ、どんな気持ちでそのキーワードを検索するかを考えます。
検索する時のその人の気持ちをなるべく具体的にイメージします。
最後に行うのが検索した人になりきることです。
自分がそのキーワードで検索する人になりきって、
なので、キーワードを決めたら検索したり調べるたりする前に、
もしもこの検索する人が自分だったら疑問に思うこと
をひたすら紙やメモ帳に書いていきます。書けるだけ書きます。
出し切ります。
自分がすでに知ってることであっても、もしも知らなかったら何を疑問に思うかをひたすらイメージします。出し切って何も思いつかなくなったら、そこで初めて調べたりまとめたりします。
そこで出し切った疑問に思うことについて、記事の内容ですべて回答できる内容になっていれば、かならず検索して訪れた人にとって、ありがたい、役に立つ情報になっているはずです。
どうやったら安定した数の記事を世に出せるか考えた
まず最初に「キーワードを検索する人の気持ちを理解して記事を書く」
これができるようになると、ちょいちょいアクセスがくるようになりました。
そしたら次に必要なのは数ですね。
ブログを開始した当初は私もサラリーマンをしていました。
(2016年に勤めていた会社を退職して現在は専業です。)
なので、ここでぶち当たった壁が、
「思うように記事が更新できない・・・!」
という悩みですね。
サラリーマンをやりながら記事を更新するというのは思いのほかキツイです。
ネット系の会社だったため、朝は遅めで夜も遅めでした。
だいたい、10時出社の帰りは22時くらいですね。
そうすると記事が書けるのは土日と運よく早く帰れた日・・・。
これではいつまでたっても記事数がたまりません。
記事がたまらなければ、なかなか成果も上がりません。
そこで、私がやったこととして振り返ると2ステップありました。
制約と契約・・・そしてコミット!
今でこそ、主夫と個人コンサルの片手間にアドセンスで毎月100万円ほど稼げていますが、ブログを始めた当初はかなりまごまごしてなかなか成果がでませんでした。書いてはいるけど毎日数100PV程度で1ヵ月の報酬は飲み代1回分になるかならないか程度。
そうこうしているうちに1ヵ月、2ヶ月・・・と月日は無情に過ぎていきます。
「これじゃイカン!」
と、2つ目のブログを立ち上げ半年ほどで40記事くらいをだらだら更新するもPVは毎日1桁・・・。
このまま過ごしていても、いつまでたってもいい感じになれないし、時給換算したらいったい何十円だよと、もんもんとし日々を過ごしていました。
・・・・・・・
そこで私は最後の賭けに出ました。
- 「今日から毎日1記事必ず記事をアップし続ける!」
「そして3ヵ月後に1日1000PVを超えなかったらもう一生ブログはやらない!!」
「3ヵ月だけ」という制約をつけて、自分ルールを作りコミットをとりました。
これで、3ヵ月後に1日1000PVを超えなかったら、本当にブログも削除してサラリーマンとして一生を生きていく覚悟で始めました。
やったことは単純です。
時にはスピード重視で100%の出来栄えでなくても、1日1記事を守るために妥協して記事をアップする日もありました。
先にキーワードを決めてしまったことにより、逃れられないのでこれは結構ヘビーでした。
中には見るからに書けそうにないキーワードもあり、
「だれだよ・・・こんなう〇こキーワードを選んだやつ・・・。」
って自分なのですが。
(^^;
そんなこんなで、何とかミッションを達成した3ヶ月後・・・。
100記事トライアルを始めた当初は1桁PVだったのですが、
ちょうど3ヵ月後に1日10,000PVを達成しました。
その後も安定してアクセスは増え続け、
「ああ、これならやっていけるな。」
と確信しました。
・・・・・・・
最近思うのですが、今、現役でブログで稼ぎ続けている多くの人は、多かれ少なかれ、
「もうダメかもしれない・・・。」
というDEAD or ALIVEを経験しているのではないかな、と思います。
なので、「もうダメだ」をいかにして乗り越えたか、ですね。
同じようにやってみてダメだったら、やり方を変えてみたり、一時でも集中して何かしらトライしてみると良いのではないかな、と思います。
私のような苦行(笑)をしなくてもスルッと稼げてしまう人も世の中には多くいると思いますが、私にとってこの制約と契約ミッションは思わぬ副産物を生みました。
というのも、
「こんなん書けへんやん普通、こんなキーワードで書ける?」
みたいな、検索しても何も情報が出てこないようなヘビーなキーワードでも無理矢理に記事を3ヵ月毎日書きぬいたおかげで、どんなキーワードでも記事が書けるようになりました。(笑)
人間、限界を突破するためには、どこかでスパルタが必要なのかもしれませんね。
量産と外注
キーワード選定能力の向上。そして、自らに課した生か死かの追い込みミッション。
この2つを手にした私は、記事を書けばアクセスは稼げるようになりました。
しかし・・・!
次に立ちはだかるのは、絶対的な時間の制約ですね。
サラリーマンをしている以上、やはりそんなに時間は多く取れないです。
しかし、多くのアクセスを集めるためには、多くの記事が必要になります。
そこで私が取った戦法は記事の外注化です。
こちらが、先ほど3ヵ月目で10,000PVを達成したブログのその後です。
左端にちょびっと出てるのが先ほどの1日10,000PVを突破した日。
その後も順調にアクセスは伸び続け、2018年に入ってからは毎月100万PV以上を安定して稼ぎ続けてくれています。
それを可能にしてくれたのが記事の外注化ですね。
このブログは、現在では週に1回の更新しか行っておりません。
しかもそのわずかな更新も外注ライターさんによる記事ですので、1ヵ月に数時間の作業で毎月100万PVを維持している、ということになります。
実際には、100記事までは自分で執筆して、そこからさらに50記事ほど自分で書いたあと、外注化に切り替えました。
と、書くと、
「楽にマネタイズできていいなー!」
と、思うかもしれませんが、これにも水面を優雅に泳ぐアヒルが水面下では激しく足をばたつかせているのと同様に、大変な時期もあったのです・・・。
というもの、きつかったのはサラリーマンを退職する時ですね。
会社を退職するころには、アドセンスの収入もサラリーマンの収入と同じくらいにはなっていました。しかし、自営で、となるとサラリーマンの収入とアドセンスの収入は同列に考えることはできません。
会社に所属していれば、厚生年金、健康保険、福利厚生、などなど、サラリーマンならではの恩恵が受けられるからですね。
今までサラリーマン収入+アドセンス収入だったのが、アドセンス収入のみとなったらそりゃあ不安です。自分一人のことならよいですが、嫁も生まれたばかりの子供いて養っていかなければいけない責任がありますから。
なので、退職の3ヵ月前くらいからブログの方も退職に向けて準備を始めました。記事をアップして上位表示させ、収益化するためには何か月かのタイムラグがあるからですね。
少しでも独立した時の収入を増やせるように、退職前の引き継ぎで鬼忙しいさなか、土日を使って毎週土日に20記事ずつ記事をアップしたりしていました。
一気に記事をアップするとよろしくないかな、と思い、数ヶ月にわたり未来に記事を公開する設定を行っていたのですが、現在もその名残が残っている感じです。
短期集中で大量の記事を仕込むことができたのは、やはり外注化のなせる業だったな、と今振り返っても思います。
広告効果の最適化をひたすら追求した
最後に広告の最適化についてです。こと、アドセンスに関していうのであれば、
- アクセス数 × ジャンル × クリック率 = 収益
アクセス数についてはそのまんまですね。
次にジャンル。
どのジャンルを狙うかによって、収益も変わってきます。
例えば、不動産や金融などアフィリエイト案件が多くあるようなジャンルであればRPMも高いです。
- RPMとは?
アクセス1000件に対する収益性。
なので、私の場合はアフィリエイト案件が多くあるようなジャンルはそもそも狙いません。
狙うのは、
検索需要があって、かつ、アフィリエイト案件が少ないようなジャンル
ですね。そうすると、ブルーオーシャンとは言わないまでも競合が少なくなるので、比較的アドセンスでのマネタイズが容易になります。
広告の最適化事例
ただ、広告主が少ないようなジャンルだと、やはりRPMも低くなります。なので、広告の配置や最適化によってそれを補うようにしています。
例えばテキストの色ですね。
リンクユニットを使う場合などはなおさらですが、ブログとの相性によって、どの色がクリックされるなどは変わってきます。
なのでABテストを行って、一番クリック率が高い色を探します。
私のブログなどで検証してみたところ、
ただ、これもブログによって変わってくるので、テストを行いつつベストな配色を探していくことが重要ですね。
広告配置事例
後は広告配置です。基本形はコチラですね。
全て「レスポンシブ」で、リンクユニットはテキストの色を調整し、「テキスト広告とディスプレイ広告」については、サイズをカスタマイズして”rectangle“の指定にします。
詳しくはGoogleのホームページをご参照ください。
>> レスポンシブ広告のタグパラメータの使用方法
後は、以前Twitterでご紹介したように、広告の設定についてもちょくちょくテストを行って、新たな試みを試したり、もっと良い広告配置が無いかは絶えず探したり、実際にやってみて検証したりしています。
※こちらのツイートで言っているやり方をこっそりDMで共有はすでに応募を締め切っています。アドセンスでついに・・やってしまった。
— とみー@先月の確定120万 (@tomi6ken) 2018年7月29日
そう、禁断のアレを・・・ッ!
報酬はえらい上がったけど、
ついに悪魔に魂を売ってしまった感が。
「いったい何をしたのかキニナルッ!」
という人はリプください。
おおやけにはとても言えないのでDMでこっそりお教えします。
#アドセンス
#adsense pic.twitter.com/NEFtNeasYS
最初の内はまずアクセスを集めることが最重要課題ですが、ある程度アクセスがあつまるようになってきたら、広告の最適化を行っていきます。
例えば、広告の最適化で6%分の報酬を改善できたら、
月に50万円 → 53万円に → 3万円の報酬アップ!
月に100万円 → 106万円に → 6万円の報酬アップ!
月に200万円 → 212万円に → 12万円の報酬アップ!
と、額が多くなればなるほど、そのインパクトも増えていきます。月に100万円 → 106万円に → 6万円の報酬アップ!
月に200万円 → 212万円に → 12万円の報酬アップ!
この辺はひたすらテストを繰り返すことでどんどん改善していけますので、また手を付けていないという場合は、ぜひ取り組んでいくとよいと思います!
まとめ
今回は、私がアドセンスのみで単月100万円を超えるために最初のころに意識して取り組んだことや、さらに収益をアップするために心掛けていることなどについて紹介しました。アドセンスで100万円稼いでいるといっても、実はそんなに難しいことではなく、基本的には同じことの繰り返して継続し続けている数と量の違いだけなのではないかな、と考えています。
ただ、間違った方法でやってるといつまでたってもゼロなので、まずは自分なりの成功事例をなんでもよいので一つ作って、あとはその理由や原因を考えてひたすらトライ&エラーですね。
誰しも同じように最初の一歩があります。
その一歩の歩みをどれくらいのスピードで、どれくらいの歩数を進めているのか。
その違いだけだと思います。
上を見ればきりがないですし、下をみて優越感に浸るのも無意味です。
大切なのは自分自身がどのように歩みを進めてきて、どんなものをどれくらい積み上げてきたのか。
そこにかかっていると思います。
正直なところ、アドセンスの場合はどんなジャンルでもマネタイズが可能なので、非常に取り組みとしては始めやすいのは事実です。
ただ、それが故に道が多すぎて、どこから初めてどこに向かっていけばいいのか、悩んでしまうということもあるかもしれません。
なので、まずは軸を決めて、集中して取り組んでみる。
そうすることで、一定のエネルギー量を超えたあたりから徐々に軌道に乗ってきて、自分の望むところまで伸ばしていくことができるのではないかと思います。
今回は以上です。
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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著者プロフィール 漫画とゲームが大好きな、なかなか大人になれない36歳。 父親と母親、ともに教師の家の次男として生まれ平和に育つ。 20代後半に社会の洗礼を受け、毎月残業80時間を超す(残業代は出ない) ブラックなネット広告代理店にてネット関連のプロモーション業務に従事。 30歳の時、結婚と転職を機に、もっと人間らしい生活と、 嫁と家族の幸せを求めて独自でインターネットビジネスを始める。 現在は平和な職場環境の元、副業としてネットビジネスを展開し、 インターネットを活用して複数の収益源を確保することに成功。 自身のビジネスを拡大させながら、そこで得た秘訣や、 会社に頼らず、自身の能力で稼ぐ方法をメルマガで配信中。 配信しているメルマガの内容はコチラ。 ネットビジネスが初めての人向け、セミナー音声もプレゼント中です。 理不尽なことがと嘘が嫌いで、建設的なことやお話が好きです。 おすすめの漫画は「ヴィンランド・サガ」と「ぽっかぽか」です。 |
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