価値と価格とイチゴ狩り

どうもこんにちは。とみーです。

私は男なわけですが、どうも食材の買い物が苦手です。

奥様方だと、

野菜とか
果物とか

地元のスーパーや八百屋で買う時に、
メッチャ値段に詳しいじゃないですか。

「あっちのお店はゴボウが安い」とか、
「こっちのスーパーはお米が安い」とか。


はたで話を聞いていると感心してしまいます。


で、たまにお買い物をたのまれるわけですよ。

「うどんの冷凍じゃないヤツ買ってきて~」

みたいなね。



んで、てくてくスーパーに歩いて行って、
おうどんコーナーに向かう。


すると、ありますね。おうどん。
しかし、価格がそれぞれ、ぜんぜん違います。


3束200円くらいのもあれば、
同じ3束で、倍の400円くらいするのもある。


「高い方がおいしいのかな。」

と、思って高い方を買うと、

「ずいぶんいいヤツかってきたね~!」
「私は自分じゃかえないわ~」

などと言われるわけですが、正直ピンと来ない(^^;

だって、もやしは40円で売ってるし、
イチゴは、400円くらいするじゃないですか。





もやしだっておいしいですよ?

もやしが150円で売られていたとしても、

「あっ、そうなんですね。」

と、もやしが安いという共通認識がなければ、
そのまま買ってしまうかもしれません(^^;

こんな感じで、身近な人と比べても、ずいぶんと、
価格に対する価値観っていうのは違ってくるわけですね。

まぁ、この場合は、私の感覚が
ちょっとずれてるだけかもしれませんが(笑)

価値と付加価値について

で、先ほどもちろっと出てきたイチゴですが、

たとえば、1パック250円で売られていたら

「安い!」

って思いますよね。

でも、1パック600円で売られていたら、

「たけぇ!」

って思いますよね。

イチゴが食べたいな~と思ってても、
600円の値札を見たら敬遠しちゃうかもです。

(たぶん、この辺はみんなと同じ感覚のはず・・・)



で、この間、イチゴ狩りに行ってきたんですよ。

お値段は1500円。1時間食べ放題。練乳付き(おかわり無し)

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この料金体系ってどう思います?

いちご。

食べ放題。

1500円。



私は、「おいしい商売だなー」と思いました。


だって、お店にならんでるイチゴは400円くらいで売ってますけど、
あれって、小売価格じゃないですか。

おそらく、農家の人がイチゴをJAとかに卸したら、
おそらく半分くらい。

たぶん1パック200円くらいで売ってる訳ですよ。

それが、わざわざ来てもらって、発送費用も、
人件費もほとんど変わらず、4倍~7倍の売り上げになるわけです。

しかも、だいたい、バスとか大人数で行くので、
30人とかで来てくれれば、プチボーナスですよね。


どんなに大量にイチゴを食おうとしたって、
3パック分も食べたら気持ち悪くなります。

っていうか、体にむしろ悪そう?


どんな大食らいだって、1キロ食べれば十分ですよね。

普通、農家の人がイチゴを卸したら、
多分1キロで1000円くらいで販売するはず。

イチゴ狩りで、来て食べてくれれば、
1000円が3000円~6000円に化けるわけですよ。




じゃあ、我々からするとどうか。

普段500円も出せば食べられるイチゴが、1500円になります。
しかも、わざわざ、イチゴ農園にまで移動するわけです。

バス代も追加でかかりますよね。




私の感想は、というと。
大満足なわけですよ。


バスの中でもみんなで遊んだりして楽しかったし、
大きなイチゴを探したり、甘いイチゴを探したり。

わいわいキャイキャイ、楽しんだわけです。


  • みんなで楽しむ
  • 食べ放題
  • 自分で選べる
  • 練乳まで付いてくる

  • 感情がないアンドロイドならこういうでしょう。

    「ソレハ、ゴウリテキ、デハナイ。ピピピ。」



    でも、我々は楽しみたいから、
    またイチゴ狩りへと出かけるわけですね。

    情報のシチュエーションや演出によって価値が変わる

    ちなみに、これは情報でも同じなんですよね。

    アフィリエイトなどで何かを販売したい。
    という時も、大事なのは商品ではないんですよ。

    どちらかというと、読者のシチュエーションの方が大事です。

  • 3月の学校のイベント何にしようかな、と考えてる中学高の先生
  • 子供たちをどこかに連れて行きたいな、と考えている40代夫婦
  • こんどの会社のレクリエーション、どうしよう、と考えている会社員
  • このような需要があるので、イチゴ狩りが活きてくるんですね~。


    なので、たとえばですけど、イチゴ狩りがどんなに素晴らしいか、
    アピールしても、あんまり意味がないんですよね。

    それよりも、

    「どんな人に対して需要があるのか」
    「どういう状況でその商品が必要になるのか」

    という、シチュエーションを演出したり、ターゲットを絞り込むと、
    アフィリエイトの成果が「ググッ!」っと上がったりします。


    価格って面白いですよね~。

    私の場合は、イチゴ狩りが1500円っていう価格を聞くと、

    「みんなでおいしいイチゴを食べ放題で映画に行くより安い!」

    と、割安感を覚えます。

    実際は、お店で買った方が安いんですけどね~。



    お店でも、アフィリエイトでも、
    安ければそれに越したことない、というのは幻想です。


    もちろん、それは一つの要素ではあるものの、

  • 誰を相手にするのか
  • どういう付加価値を付けるのか
  • という情報の出し方、見せ方によって、
    売り上げはずいぶんかわってくるわけなんですね。


    なので、アフィリエイトで成功するためには、
    この必要を満たせば、おっけーですね。


    今日はイチゴ狩りのお話でした(^^ゞ

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    P.S.

    一緒にいった小学3年生の男の子が、どうやらイチゴを食べすぎたようで、
    帰りのバスの中でスプラッシュ、ストロベリーしていました(察し)

    一瞬、血を吐いたのかとまわりが焦りましたが、
    なんのことはない、イチゴだったようです(^^;

    子供は、「食べ放題」にテンションが上がってしまう傾向があるので、
    ちょっと注意が必要ですね・・・。
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    著者プロフィール

    漫画とゲームが大好きな、なかなか大人になれない36歳。
    父親と母親、ともに教師の家の次男として生まれ平和に育つ。

    20代後半に社会の洗礼を受け、毎月残業80時間を超す(残業代は出ない)
    ブラックなネット広告代理店にてネット関連のプロモーション業務に従事。

    30歳の時、結婚と転職を機に、もっと人間らしい生活と、
    嫁と家族の幸せを求めて独自でインターネットビジネスを始める。

    現在は平和な職場環境の元、副業としてネットビジネスを展開し、
    インターネットを活用して複数の収益源を確保することに成功。

    自身のビジネスを拡大させながら、そこで得た秘訣や、
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    理不尽なことがと嘘が嫌いで、建設的なことやお話が好きです。
    おすすめの漫画は「ヴィンランド・サガ」と「ぽっかぽか」です。

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